軒下との協議の違いをご存知でしょうか (・・? Part 3
2022/06/04
みなさん!こんにちは!
スリーピースホームの塩崎です。
6月に入り暑くなってきましたね(^▽^)/
そろそろ梅雨入りが気になる今日この頃です(^^♪
さて、今回は前回の続き
『軒下』のお話をさせていただきます!
軒下とは
軒下(読み方:のきした)とは、「軒の下のところ。屋根の下」という意味です。軒天井(読み方:のきてんじょう)とも呼ばれます。
軒下には以下のような役割があります。
・建物内部に雨が侵入するのを防ぐ
・日差しによる外壁の劣化を防ぐ
・屋根裏の換気(軒下の天井部分、軒天井には換気口が設置されている)
・デザイン性の向上
まず、軒下があることで、雨が屋根を伝って建物内部に浸水することを防げます。
また、雨や日差しが外壁部分に当たることで劣化を早めてしまうことがありますが、軒下があることで保護が可能です。
さらに、軒の裏側に仕上げの板材を張った面である「軒天井」には換気口が設置されており、
この換気口があることで屋根裏部分の換気をするという役目も果たしています。
加えて、軒下があることで建物のデザイン性が向上することもあります。
軒先と軒下の違い
軒下は軒の空側を上としたときの軒の下側の事をいいます。
軒先と軒下の違いは、屋根のどの位置を指すかです。
軒先は屋根の一番低いところで、地面と平行になっている場所を指し、軒下は軒の空側を上としたときの軒の下側となります。
それぞれ、デザイン的にも機能的にも役割が違います。
また、軒がない住宅は、デザイン的に家をスッキリ見せることができるメリットがあります。
しかし、デメリットもあります。
屋根と壁の間の部分は屋根の施工や外壁施工、シーリング材の施工など、異業種の工程が錯綜するため、
誤施工、不完全施工が起きやすくなります。そうなると、防水面で不安を抱えることになりかねません。
まとめ
軒先という言葉は「軒の先端」「家の戸口の前」という2つの意味を持っています。
デザイン面と機能面のどちらに対しても、重要な役割を担っているのです。
軒下の役割としては、台風やゲリラ豪雨の際に雨漏りするリスクを減らすことが挙げられます。
軒先の空きスペースを有効活用できますので、使っていないスペースがあれば、試してみてはいかがでしょうか?
塩崎でした。
また次回で~す(^^♪