耐震+制震は、なぜ地震の揺れを抑えられるのか?
耐震は、建物の構造を強化&補強することで地震の揺れに対抗しようとする構造のこと。
耐震構造を取り入れることで、地震に強い家づくりができるのは確かですが、当社では耐震に加えて制震をおすすめしております。
耐震だけですと、一度目の揺れには耐えられる構造であっても、二度目の揺れに耐えられるかどうかは下記の実験動画をご覧いただければ明らかです。
一言で地震といっても大型の地震においては、本震と余震があり、余震が本震と同程度の規模であることも珍しくありません。
当社では耐震により地震に強い建物を作り、制震によって地震の揺れが建物に与えるダメージを抑える、耐震+制震をおすすめ致します。
【耐震とは?】
①地震の揺れに耐える
②現在の大半の住宅で採用されている耐震工法は、地震に対しては「建築物が倒壊せず、住人が避難できること」を前提に建物の強度で、揺れに耐える構造です。
→壁や柱を強化したり、補強材を入れることで建物自体を堅くして振動に対抗する。
【制震とは?】
①地震の揺れを吸収する
②建物内部に錘(オモリ)やダンパーなどの「制震部材」を組み込み、地震の揺れを吸収する構造です。(上階ほど揺れが増幅する高層ビルなどの高い建物には、非常に有効な技術です。)
→建物内にダンパーと呼ばれる振動軽減装置を設置し、地震のエネルギーを吸収。建物に粘りをもたせて振動を抑える。