家づくりはまず『資金計画』から始めるべきであるということをお伝えしました。
では、その理由とは
『家を買った後も、ゆとりのある生活をしていただくため』です。
この『資金計画』がしっかりしていないと、家を建てた後に、家を建てたはいいけど、住宅ローンを払うだけのために必死で仕事を続けなければいけなくなる…パートもしなきゃならない
自分の小遣いが減ってしまい、友達と遊びに行ったり、同僚や部下と飲みに行ったり出来なくなる・・
家族で旅行に行くことはおろか、外食やちょっとしたお出掛けさえもちょっと我慢が…
子供のモノを買うことだけでいっぱいで、自分たちの買いたいモノがほとんど買えなくなる…
子供の進学のためや老後のための貯金が全く出来なくなる…
といった状況を引き起こす可能性がグンと高くなります。
実際、あなたの周りの方の中にも、こんな状態に陥っている人が、少なからずいらっしゃるのではないかと思いますが、懸命なあなたなら、こんな人生を送りたいとは思わないですね。
もちろん家を建てたすぐは、家もピカピカにキレイだし、マイホームが持てた嬉しさで多少のことは我慢できるでしょう。
しかし、年月が経ってしまえばどうでしょうか?
おそらく不満が募っていくことは間違いないと思います。
だから、
こうならないためにも『資金計画』を、最初にしっかりと行う必要があるんですね。
しかし・・・
先のことまで考えて『資金計画』をしたはずなのに、あるいは住宅会社に『資金計画』をきっちりしてもらったはずなのに、『資金計画』に、そして家づくりに失敗する人が後を絶たないという現実があることも知っていただければと思います。
住宅ローンの返済額が上がって生活がカツカツになってしまったり、支払いが出来なくなってしまいマイホームを手放さざるを得なくなってしまったり、という風に。
では、一体それはなぜでしょうか?
その理由は、大きく分けて3つあります 。
まず1つ目の理由は、
『土地と建物以外にかかる費用について、事前にしっかりと計算出来てない』ことです。
そして2つ目の理由は、
『大事なお金のことを後出しする建築会社が多いため、建物にかかる具体的な金額が把握出来ない』
ことです。
最後に3つ目の理由ですが、
『その人にピッタリの住宅ローンが選べていない』ことです。
主にこの3点を理由に、『資金計画』に数多くの人たちが失敗してしまっているようです。