〜乾燥知らずで快適に過ごすためのヒント〜
暑い夏、クーラー(エアコン)は欠かせない存在ですよね。
ただ、冷房の効いた部屋で長く過ごしていると、なんとなく「のどがイガイガする」「肌がカサつく」と感じたことはありませんか?
「加湿器って冬に使うものでしょ?」と思いがちですが、実は夏のエアコン使用時にも“加湿”はとっても重要なんです。
この記事では、夏にも加湿器を使った方が良い理由や、快適な湿度の保ち方についてわかりやすくご紹介します。
エアコンの冷房でも、部屋は乾燥するの?

「冷房=湿度が高い」と思われがちですが、実際はその逆。
冷房や除湿(ドライ)モードを使うと、空気中の水分が取り除かれてしまい、室内の湿度がぐんと下がることがあります。
たとえばこんなケース
- クーラーをつけっぱなしにしていたら、肌がつっぱる感じに…
- 朝起きたら、のどがカラカラで痛い
- 目が乾いてショボショボする
こうした症状があるなら、冷房による“乾燥”が原因かもしれません。
夏に加湿器を使うメリット

1. 肌やのどを乾燥から守れる
冷房中の乾燥で最も影響を受けやすいのが、肌と呼吸器。
湿度が40%以下になると、肌がカサカサになったり、のどがイガイガしたりします。加湿器を使うことで、潤いをキープしやすくなり、快適に過ごせます。
2. 快眠しやすくなる
寝苦しい夜に冷房は助かりますが、寝ている間に乾燥してしまうと、知らず知らずのうちに睡眠の質が下がってしまうことも。
加湿器を併用すると、呼吸がラクになり、よりぐっすり眠れる方も多いです。
3. 子どもや高齢者の健康を守れる
体の水分が奪われやすい子どもや高齢者は、乾燥によるダメージを受けやすいです。
加湿をすることで、風邪やのどの不調の予防にもつながります。
適切な湿度はどれくらい?

室内の理想的な湿度は40〜60%。
この範囲内なら、乾燥による不快感も少なく、カビやダニも発生しにくい、ちょうどいいバランスです。
エアコンを使っていると湿度は30%台になることもありますので、湿度計を置いて確認するのがおすすめです。
加湿器を使うときの注意点(夏編)

湿度の上げすぎに注意!
夏場は湿度が高くなりやすいため、加湿しすぎるとカビやダニの原因に。
湿度が60%を超えるようであれば、加湿は控えてこまめに換気を行いましょう。
エアコンの風と加湿器の位置に気をつけて
加湿器をエアコンの風が直接当たる場所に置くと、加湿効果が分散してしまうことも。
エアコンの風が当たらない場所や、空気の流れを作るような場所に設置するのがコツです。
夏におすすめの加湿器の選び方

夏場の加湿には、静かで控えめな加湿力のものがおすすめです。
タイプ | 特徴 |
---|---|
超音波式 | 音が静かでおしゃれなデザインも豊富。省エネで夏向き。 |
気化式 | 湿度を自然にコントロールしやすく、夏の加湿にちょうどいい。 |
スチーム式 | 加湿力が強く、冬向き。夏にはやや過剰になることも。 |
ハイブリッド式 | 高性能で年中使えるが、夏は加湿量に注意が必要。 |
加湿しすぎないタイプや、湿度センサー付きで自動調整できるものが便利です。
加湿器がないときの乾燥対策アイデア

加湿器がないときでも、ちょっとした工夫で加湿できます。
- 濡れタオルを干す(風が当たる場所が効果的)
- 洗濯物を室内に干す
- お湯を張ったコップや洗面器を置く
- 観葉植物を飾る(自然な加湿効果)
これらを上手に活用すれば、お部屋の湿度が少しずつ上がり、乾燥をやわらげることができます。
注文住宅を建てるなら、湿度対策も計画的に!
新築や注文住宅を建てる際、「断熱」や「空調」の性能はよく話題になりますが、
「湿度コントロール」まで考えておくと、より快適な住まいになります。
たとえば…
- 全館空調と連動した加湿機能の導入
- リビングに湿度センサー付き加湿器を設置
- 寝室には静音タイプの加湿器を選ぶ
など、ライフスタイルに合った加湿方法を取り入れるのがコツです。
まとめ|夏でも湿度管理は大事!

夏のエアコン使用中にも、意外と空気は乾燥しています。
肌の乾燥、のどの不快感、睡眠の質の低下などを感じるなら、加湿器を使って湿度を40〜60%に保つことが快適さのカギです。
もちろん、加湿しすぎにも注意が必要なので、湿度計と合わせて使うとベスト。
「加湿器=冬だけのもの」ではなく、夏こそ上手に使うことで、
体にも肌にもやさしい暮らしが実現できますよ。
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