今回は子ども部屋はいつから使うか、必要かお話ししたいと思います。
「子どもが進学するから」「子どもが誕生するから」など、子どもの成長がマイホームを考えるきっかけとなる家庭も多いのです。
子育て環境を考えてマイホームを手にしたからには、子どもの居場所をどうするか、子ども部屋をいつ用意するか、悩みますよね。
子ども部屋は何年生から必要?
小学校高学年(4~6年)からと思っている人が40.0%と最多で、次が小学校低学年(1~3年)の30.5%。
※ゼロリノベ調べ
7割以上が、小学生のときに子ども部屋が必要と思っていることがわかります。
これはおそらく、小学生になるのを機に、学習机や教科書などを置く本棚、ランドセルなどの学習用具を用意するので、その場所が必要と考えたり、集中して学習できる環境を整えたいと考えたりするからでしょう。
子ども部屋を必要だと思う理由は?
プライバシーの尊重・・・大きくなるごとに高まってきますね
自立心、自己管理能力・・・自分の部屋の片づけや親から離れて生活するというところで身に付きます
集中できる学習環境・・・部屋を設けることで家族の目に触れず、集中できる空間が生まれます
子ども部屋を与えることで懸念されることは?
親の目が届かなくなる・・・状況が把握できない
引きこもりの心配・・・居心地が良すぎてリビングに来ない
清掃の手間・・・部屋数が多くなると清掃範囲は広がる
大切なことは、子供部屋をいつ与えるかではなくて、子供部屋をどう使うのかを考えさせることなのかもしれません。
親の思いと子供の考え方は全く異なるものですから、あまり親の考えを押し付けるのもよくありませんね。
適切な距離感も大切ですから、まずは十分なコミュニケーションをとることを大前提に、小学校低学年の時には勉強部屋として、高学年になるに連れて自立心を養いつつ、プライバシーの尊重を考える場所にしていく方が多いようです。