戸建て住宅やマンションを購入するのか。
賃貸住宅に住み続けるのか。
永遠に結論が出ない(正解が難しい)テーマの一つです。
日本では、どれぐらいの人が持ち家に住んでいるのでしょうか。そんな気になる都道府県別の持ち家比率を調べてみました!
都道府県別の持ち家比率ランキング、ぜひご覧ください。我らが広島県はいったい何位なんでしょうか!?
持ち家比率が高い都道府県はどこ?
持ち家比率ランキング上位20!都道府県を見てみましょう。参考としたデータは総務省統計局「平成30年住宅・土地統計調査」です!
持ち家比率ランキングトップ5です!
1位 秋田県、2位 富山県、3位 山形県、4位 福井県、5位 岐阜県
上位5件にあてはまるのは、宅地の平均地価が低く、1世帯当たりの居住人数が全国平均の2.15人より多い県となります。
地価の低さ、子育て世帯、親との同居世帯の多さなどから、他の県よりも持ち家率が高くなった考えられますね。
気になる「広島県は何位?」
我らが広島県はランキングに載っていないですね。。。
ズバリ、「第37位」です。
意外に低いです。工務店の立場からすると少し寂しいですが、平均して地価が高いこと・人口密度が高いことが考えられます。
北海道の「持ち家比率」はなぜ低いのか?
北海道は人口密度が低く、地価も安いのになぜか持ち家比率が低いです。
北海道の持ち家比率の低さは、北海道の人口密集地である札幌の持ち家比率の低さが影響しているようです。
2018年時点での札幌の持ち家比率は48.6%です。
札幌の持ち家率が低い理由
①北海道各地からの若年層の人口流入と世帯人数の少なさです。2021年1月現在の県庁所在地である札幌都市全体の世帯人数は約1.82人と、単身世帯が多いことが分かります。単身世帯は賃貸住宅に住むことが多いため、札幌の持ち家率が下がり、北海道全体の持ち家比率も引き下げている原因と考えられます。
本の中だけで見ても、約8割近くの世帯が戸建住宅を所有している都道府県もあれば、持ち家比率が5割以下の都道府県もありました。購入と賃貸、どっちがベストなのかは考え方やライフスタイルによっても異なる為、正解はありません。今後の暮らしや居住エリアについて考える際、持ち家比率の状況も参考にしてみてはいかがでしょうか。
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