こんにちは!
福山市で家づくりを考えているみなさん、「家具の転倒防止対策」って、もうお済みですか?
「うちはまだ大きな地震が来ていないから大丈夫」と思っている方も、ちょっと待ってください。
日本は地震が多い国。福山市でもいつ大きな揺れが起きるか分かりません。
今回は、地震によるケガや事故を防ぐために大切な「家具の転倒防止対策」について、初心者の方にも分かりやすく解説します。
実際にどんなグッズが使えるのか、どこをチェックすればいいのかなど、今日からできる実用的な内容をお届けします!
◆ 家具の転倒ってそんなに危ないの?

地震の際に怖いのは、建物の倒壊だけではありません。
実は室内の家具の転倒や落下によってケガをするケースがとても多いのです。
とくに寝室や子ども部屋に大きな家具があると、寝ている間に突然倒れてくる可能性も…。
大人でも対処できないような状況になってしまうこともあります。
◆ 家具転倒防止グッズってどんなものがあるの?
「なんだか難しそう…」「道具の使い方がよく分からない…」という方もご安心を。
今はホームセンターやネットでも、簡単に設置できる便利な地震対策グッズがたくさん出ています。
① L字型金具(壁に固定タイプ)
タンスや食器棚などを、壁に直接固定するタイプの金具。
しっかりとネジ止めすることで、大きな揺れでも倒れにくくなります。
【注意】賃貸住宅では壁に穴を開けられない場合があるので、事前に確認が必要です。
② 突っ張り棒(伸縮式ポール)
家具と天井の間を棒で突っ張って、倒れないように支えるタイプ。
取り付けが簡単で、見た目もすっきり。賃貸でも使いやすいのがポイントです。
③ 耐震マット・滑り止めシート
家具の下に敷くだけで、揺れによるズレや転倒を防止。
テレビ台や電子レンジなど、日常的によく使う家電にもおすすめ。
④ 飛び出し防止ストッパー
食器棚の扉や引き出しに取り付けて、中身が飛び出さないようにするアイテム。
ガラス製の食器や瓶類が多いキッチンでは、特に効果的です。
◆ 家の中の“危険ゾーン”をチェックしてみよう!

地震対策グッズを活用する前に、まずは家の中で「危ない場所」がどこかを把握しておくことが大切です。
よくある危険ポイント
- 寝室の頭の上に大きな本棚がある
- テレビがぐらつく台の上に置いてある
- 子ども部屋の棚におもちゃをたくさん詰め込みすぎている
- 食器棚の上に重たい鍋や箱が積んである
どれか当てはまったら要注意!
まずは物の位置を見直してみましょう。「重いものは下、軽いものは上」が安全の基本です。
◆ 実は新築時がチャンス!家づくりと一緒にできる耐震対策

家を建てるときって、見た目や間取りばかりに目が行きがちですよね。
でも、注文住宅だからこそできる「地震に強い家づくり」という考え方もとても大事です。
たとえば…
- 家具を固定しやすい壁材を使う
- 壁面収納を造り付けにして倒れないようにする
- 揺れにくい構造設計や制震ダンパーを取り入れる
こうした工夫はあとからリフォームで対応するのが難しいものも多いため、新築時にしっかりと計画しておくと安心です。
◆ 福山市で家づくりをするなら、地域の災害リスクも知っておこう

福山市は比較的自然災害が少ない地域と思われがちですが、南海トラフ地震が発生すれば広い範囲で強い揺れが想定されています。
また、家具の固定だけでなく、
- 避難経路を確保する間取り
- 非常時に備えた収納スペースの確保
- 家族全員の防災意識の共有
といった部分も大切です。
◆ 家族の安全は「備えること」から始まります

地震はいつやってくるか分かりません。
だからこそ、できる備えを今しておくことで、未来の安心につながります。
転倒防止グッズは決して高価なものではありませんし、設置も意外と簡単なものが多いんです。
この機会にぜひ、おうちの安全チェックをしてみてくださいね。
▼まとめ:暮らしを守る一歩は、家具の固定から

- 家具の転倒は地震時の大きなリスク!
- 今すぐ使える地震対策グッズを活用しよう
- 危険な家具配置は見直しを
- 新築時こそ地震に強い設計のチャンス
- 家族で防災意識を共有しよう
スリーピースホームは、福山市にある注文住宅の会社です。
わたしたちは、土地探しから耐震設計、暮らしやすさにこだわった家づくりまで、トータルでサポートしています。
「安心して暮らせる家を建てたい」「家族が安全に過ごせる間取りを考えたい」そんな方は、どうぞお気軽にご相談ください。
家族の未来を守る住まい、いっしょにつくっていきましょう!








