この度、国土交通省・経済産業省・環境省の3省連携による「住宅省エネ2026キャンペーン」が公表されました。
これは、住宅の省エネ化を支援する大型補助金事業であり、新築・リフォームをご検討されている皆様にとって大変重要な情報です。
特に注目すべきは、新たに創設された「みらいエコ住宅2026事業」です。
2026年 住宅補助金の主なポイント
1. 新築住宅向け補助金
新築では、以下の3つの性能レベルに応じて補助金が交付されます。
スクロールできます
| 補助事業名 | 対象となる住宅性能 | 補助額（上限） | 対象世帯 |
| みらいエコ住宅2026事業（GX志向型住宅） | 認定基準（断熱等級6等）を満たす住宅 | 110万円/戸（※1） | 全世帯 |
| みらいエコ住宅2026事業（長期優良住宅） | 長期優良住宅の認定基準を満たす住宅 | 75万円/戸（※2） | 子育て世帯・若者夫婦世帯 |
| みらいエコ住宅2026事業（ZEH水準住宅） | ZEH水準（断熱等級5、一次エネ等級6）を満たす住宅 | 35万円/戸（※2） | 子育て世帯・若者夫婦世帯 |
- ※1：寒冷地などの地域区分によっては125万円/戸となります。
- ※2：古家の解体（除却）を伴う場合は、長期優良住宅は95万円/戸、ZEH水準住宅は55万円/戸に増額されます（寒冷地等ではさらに増額）。
2. リフォーム向け補助金
既存住宅の省エネ改修に対しても、複数の補助事業が用意されています。
- 先進的窓リノベ2026事業：
- 高断熱窓への交換リフォームを支援。
- 補助額：上限100万円/戸
- 給湯省エネ2026事業：
- 高効率給湯器（エコキュート、ハイブリッド給湯機、エネファームなど）の導入を支援。
- 補助額：機器の種類に応じて基本補助額＋加算額が設定（例：エコキュートは最大17万円/台）
- みらいエコ住宅2026事業（リフォーム枠）：
- 住宅全体の省エネ改修を支援。
- 補助額：上限100万円/戸（断熱改修・設備設置等により変動）
これらのリフォーム向け補助金は、原則として併用が可能です。
今後のスケジュールとご相談について
各補助金の詳細な要件や申請受付開始時期は、例年12月以降に順次公表されます。
特に新築をご検討の場合、補助金をご活用いただくためには、早い段階で住宅の仕様や設計を決める必要があります。
弊社では、お客様がこれらの補助金を最大限にご活用いただけるよう、住宅の性能、補助金の申請手続き、スケジュール管理までトータルでサポートいたします。
2026年の補助金について詳しく知りたい、または補助金を見据えた住宅計画をご相談されたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
