従来、2階建て以上の住宅にはベランダが必須と考えられてきました。
しかし近年、その常識が覆され、ベランダなし住宅を選ぶ人が増えています。
ベランダは洗濯物干しに便利ですが、それ以外にも様々な用途があります。
しかし、短所も存在し、その短所が長所を上回ると感じる人にとって、ベランダは必要ありません。
本記事では、ベランダなし住宅のメリット・デメリットを詳しく解説し、ランドリールームの設置についてもご紹介します。
これまでの「常識」にとらわれず、あなたのライフスタイルに合った住まいを選びましょう。
ベランダなし住宅のメリット
ベランダなし住宅には、以下のようなメリットがあります。
- ●イニシャルコストとランニングコストの削減
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ベランダの設置には、防水工事や排水設備などの費用がかかります。
ベランダなしにすることで、これらの費用を削減できます。
また、ベランダは定期的なメンテナンスが必要となりますが、ベランダなしであればメンテナンス費用もかかりません。 - ●掃除の手間が省ける
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ベランダは、雨や風で汚れやすいため、定期的な掃除が必要です。ベランダなしであれば、この掃除の手間が省けます。
- ●外観がスッキリする
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ベランダがないと、外観がよりスッキリとした印象になります。
ベランダなし住宅のデメリット
ベランダなし住宅には、以下のようなデメリットもあります。
- ●洗濯物干しの場所がない
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ベランダがない場合は、洗濯物を室内干しする必要があります。
室内干しスペースが十分にある場合は問題ありませんが、そうではない場合は、洗濯機乾燥機などの設置が必要となります。 - ●布団干しスペースがない
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ベランダがない場合は、布団を干す場所がありません。
布団乾燥機などの設置が必要となります。 - ●日当たりや風通しが悪くなる
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ベランダがあると、日差しや風を取り込むことができますが、ベランダなしの場合は、日当たりや風通しが悪くなる可能性があります。
- ●緊急時の避難経路がなくなる
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ベランダは、火災などの緊急時に避難する経路として利用できますが、ベランダなしの場合は、この経路がなくなります。
ランドリールームの設置
ベランダなし住宅を選ぶ場合は、洗濯物干しや布団干しのためのスペースを確保する必要があります。
- ●室内干しスペース
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十分な広さの室内干しスペースがあれば、洗濯物を干すことができます。
除湿機などを併用すれば、より効果的に洗濯物を干すことができます。 - ●ランドリールーム
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洗濯機や乾燥機を設置する専用の部屋を設けることもできます。
ランドリールームがあれば、雨の日や花粉の多い日でも洗濯物を干すことができます。
まとめ
ベランダなし住宅には、メリットとデメリットがあります。
メリットとしては、イニシャルコストやランニングコストの削減、掃除の手間が省ける、防犯性の向上などが挙げられます。
デメリットとしては、洗濯物干しや布団干しスペースがない、日当たりや風通しが悪くなる、緊急時の避難経路がなくなるなどが挙げられます。
ベランダなし住宅を選ぶかどうかは、ライフスタイルや家族構成によって異なります。
洗濯物を外干しすることが多い人や、布団をベランダで干したい人にとっては、ベランダは必要不可欠な存在かもしれません。
一方、室内干しスペースやランドリールームを確保できる人にとっては、ベランダはなくても問題ないかもしれません。
ベランダなし住宅を検討する場合は、メリット・デメリットをよく理解した上で、自分のライフスタイルに合った選択をすることが重要です。
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