トイレに窓は必要?メリット・デメリットを整理して考えよう

新築一戸建てを計画中の方にとって、意外と悩ましいのが「トイレに窓をつけるかどうか」という問題です。
家づくりの打ち合わせをしていると、「なくてもいいのでは?」「いや、やっぱり換気が心配」など、意見が分かれるポイントでもあります。
今回は、そんなトイレの窓について、付ける・付けないそれぞれのメリット・デメリットを整理しながら、福山市で家を建てる方に向けた考え方をご紹介します。

■ トイレに窓をつけるメリット

○ 自然な換気ができる

トイレに窓があると、換気扇に加えて自然な空気の入れ替えが可能になります。
特に湿気がこもりやすいトイレでは、窓を開けるだけでニオイや湿気を逃がせるのは大きなメリットです。

○ 日中の明るさが確保できる

電気をつけなくても、日中は自然光で明るくなるのもポイント。
明かり取りの意味でも、窓があることで空間の快適さがアップします。

○ 閉塞感の軽減

狭い空間であるトイレに窓があることで、視覚的にも圧迫感が和らぎます。
小さな窓でも外の景色がチラリと見えるだけで、気持ちがホッとすることもあります。

■ トイレに窓をつけるデメリット

○ プライバシーの確保が必要

トイレの場所や窓の位置によっては、外からの視線が気になることも。
すりガラスや目隠しフィルムで対策する必要があります。

○ 掃除やメンテナンスの手間

窓があると、ホコリがたまったり、結露によるカビが発生しやすくなったりします。
掃除の手間が増える点は考慮しておきたいところです。

○ 壁面が減る

窓を設けることで、トイレットペーパーのホルダーや収納棚を設置できる壁の面積が少なくなることも。
コンパクトなトイレの場合は、レイアウトに工夫が必要です。

■ トイレに窓を「つけない」選択もあり

最近の新築住宅では、「トイレに窓をつけない」という選択をする方も増えています。その理由は以下の通りです。

○ 高性能な換気扇がある

最近の換気扇は性能が高く、ニオイや湿気をしっかり排出してくれます。
24時間換気システムと連動させれば、窓がなくても問題なく快適に使えます。

○ 断熱性能を保ちやすい

窓がないことで、断熱や気密性が高くなり、室温が安定しやすくなります。
特に寒い時期には、ヒヤッとしにくくなるのもメリットです。

○ デザインがすっきり

窓がないことで壁がスッキリし、デザイン性の高い空間が作りやすくなります。
間接照明や壁紙で雰囲気を演出することも可能です。

■ 福山市でのトイレ窓の考え方

福山市は温暖な気候ではありますが、梅雨時期の湿気や夏の暑さには注意が必要です。
そのため、窓を設けることで自然な通風を確保するのは大きな魅力です。
ただし、最近の家は高気密・高断熱が当たり前になってきており、窓がない設計でも十分に快適な空間が実現できます。

また、福山市内でも住宅が密集している地域では、隣家との距離が近く、トイレの窓を開けるのに気を使うケースもあります。
プライバシー重視で「なし」という選択をするご家庭も多く見られます。

■ 窓の有無は、暮らし方で選ぼう

結局のところ、「トイレに窓をつけるかどうか」は正解があるわけではなく、ご家族の暮らし方や価値観によって決めるのがベストです。

・自然な光や風を取り入れたいなら「あり」 ・掃除の手間やデザイン性を重視するなら「なし

このように、ご自身や家族にとって何を優先したいかを明確にすると、後悔のない選択につながります。

■ まとめ

トイレに窓をつけるかどうかは、換気・明るさ・デザイン・プライバシーなど、さまざまな視点から考える必要があります。
福山市のような気候や住宅事情をふまえながら、ご家族にとって使いやすく心地よい空間になるよう、間取りを工夫してみましょう。

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