新築一戸建てを建てるとき、どうしても「間取り」や「キッチン設備」「収納」など家の内部に意識が向きがちです。でも実際に暮らしてみると、「外まわりの心地よさ」が日常の快適さを左右することも多いんです。
特に、リビングから庭につながる「デッキスペース」は人気が高く、福山市で新築一戸建てを建てるご家族からも多くご相談いただくポイントのひとつ。
デッキがあるだけで、こんな使い方ができます。
- 子どもが遊ぶちょっとしたスペースに
- 洗濯物や布団を干す家事の場に
- 家族や友人を招いてバーベキューやホームパーティー
- 夏はプール遊び、冬はお茶を飲みながら日向ぼっこ
家と庭をつなぐ大切な場所だからこそ、素材選びは慎重にしたいものです。代表的なのは「ウッドデッキ」と「タイルデッキ」。どちらも魅力があり、どちらもデメリットがあります。
この記事では、福山市で新築一戸建てを検討している方に向けて、ウッドデッキとタイルデッキの特徴や選び方のポイントを詳しくご紹介します。
ウッドデッキの特徴と魅力

自然のぬくもりを感じられる空間
ウッドデッキといえば、木の質感と温かみ。リビングからそのまま裸足で出られる心地よさは格別です。
休日にはコーヒー片手にのんびり過ごしたり、子どもと一緒にピクニック気分でお弁当を食べたり。
まるで自然の中にいるようなリラックス感を得られます。
福山市は瀬戸内海に面していて比較的温暖な気候のため、春や秋には外で過ごす時間がとても快適です。
ウッドデッキはそんな季節を存分に楽しむのにぴったりです。
天然木と人工木の違い
ウッドデッキと一口にいっても、素材によって大きく性質が変わります。
- 天然木デッキ
ヒノキ、レッドシダー、ウリンなどが使われます。自然な木目や経年変化を楽しめるのが魅力。
ただし、雨や紫外線で色あせたり、腐食が進んだりするため、定期的なメンテナンスが欠かせません。数年ごとに塗装や防腐処理をする必要があり、手間はかかりますが、その分「育てる楽しみ」があります。 - 人工木(樹脂木)デッキ
木粉と樹脂を混ぜてつくられた素材で、天然木のような見た目を持ちながらメンテナンスがラクなのが特徴。
腐る心配がなく、色あせも少なめ。忙しいご家庭や長くきれいに使いたい方におすすめです。
ウッドデッキのメリット・デメリット
メリット
- 自然な雰囲気でリビングが広く見える
- 素足で心地よく過ごせる
- ナチュラルガーデンや芝生と相性抜群
デメリット
- 天然木はメンテナンス必須
- 経年劣化で反りやささくれが出る可能性あり
- 長期間使うと人工木でも多少の色あせがある
タイルデッキの特徴と魅力
高級感のある空間演出
タイルデッキは、ホテルのテラスやリゾート地のような高級感を演出できます。
直線的でシャープなデザインと相性がよく、スタイリッシュな新築一戸建てを希望される方に人気です。
福山市内でも、モダンな外観デザインのお住まいにはタイルデッキを採用する方が増えています。
家全体の雰囲気をぐっと引き締めてくれるのも魅力です。
メンテナンスが簡単
タイルは水や汚れに強く、メンテナンスがほとんど必要ありません。
子どもがジュースをこぼしても、雨で自然に流れてしまうことも多く、掃除も水でさっと流すだけ。
夏場にビニールプールを出して遊んだり、バーベキューで油汚れが出たりしても、タイルデッキなら安心して使えます。
タイルデッキのメリット・デメリット
メリット
- 高級感・デザイン性が高い
- 耐久性が抜群で長持ちする
- 掃除がラクでお手入れほぼ不要
デメリット
- 夏は熱く、冬は冷たい(直射日光の影響大)
- 初期費用がウッドデッキより高い傾向
- 下地工事がしっかり必要で工期が長くなる場合あり
ウッドデッキとタイルデッキの比較

| 項目 | ウッドデッキ | タイルデッキ |
|---|---|---|
| 見た目 | ナチュラルで温かみ | 高級感・スタイリッシュ |
| 足触り | 柔らかく素足でも快適 | 硬く熱・冷に左右されやすい |
| メンテナンス | 天然木は定期的に必要/人工木はラク | 基本的に不要 |
| 耐久性 | 木材によって差が大きい | 非常に高い |
| コスト | 初期費用は抑えやすい | 初期費用は高め |
| 向いている人 | 自然な雰囲気を楽しみたい人 | 手間をかけたくない人/高級感を重視する人 |
選び方のポイント

- デザインを重視するか?
- ナチュラルで庭とつながる空間 → ウッドデッキ
- モダンで洗練された空間 → タイルデッキ
- お手入れを楽しめるか?
- 手入れも暮らしの一部として楽しめる → 天然木ウッドデッキ
- 忙しくてメンテナンスは最小限にしたい → タイルデッキや人工木
- 予算感はどうか?
- 初期費用を抑えたい → ウッドデッキ
- 長期的に考えて安心したい → タイルデッキ
- 家族のライフスタイルは?
- 素足でゴロゴロしたい → ウッドデッキ
- バーベキューや水遊びをよくする → タイルデッキ
福山市で新築一戸建てを建てる方へのアドバイス

福山市は夏は日差しが強く、冬は冷え込みもあります。つまり「四季の温度差」に合わせた工夫が必要です。
- 夏にタイルデッキを選ぶ場合:日除けシェードやオーニングを組み合わせると表面温度が抑えられ快適。
- 冬にウッドデッキを選ぶ場合:ウッドは素足で出やすいため、冬でも気軽に外に出られる。
また、福山市の新築一戸建ては敷地の広さや方角もさまざま。
庭の広さが限られる住宅地ならコンパクトなタイルデッキ、広めの敷地なら自然と調和するウッドデッキが映えます。
デッキ選びは「外構」だけで考えるのではなく、「家の間取り」と「暮らし方」に合わせて検討するのがベストです。
まとめ

ウッドデッキとタイルデッキ、どちらも魅力があり、どちらを選んでも快適な暮らしに役立ちます。
- ウッドデッキ:自然の温かみを大切にしたい方におすすめ
- タイルデッキ:高級感やメンテナンス性を重視したい方におすすめ
大切なのは「自分たちがどんな暮らしをしたいか」を明確にすること。
スリーピースホームでは、福山市で新築一戸建てを建てるお客様に合わせて、デッキや外構まで含めた暮らしのご提案をしています。住んでから「やっぱりこうすればよかった」とならないよう、プラン段階からお気軽にご相談ください。










