絶妙な距離感!生活の幅が一気に広がるヌックのすすめ!

今回は ヌックについてお話をさせていただきます。

ヌックとは、スコットランドの言葉で「居心地がよくこぢんまりととした場所に作られる小さな部屋」のことで、英語ですと「部屋の隅や隅の小さな部屋、人目に付かないところ」という意味です。

日本でのヌックもスコットランドや英語で用いられるヌックと同じく、こぢんまりとした小さな部屋を意味します。

日本のヌックは2畳から3畳ほどのスペースがとられるケースが多く、2人程度がゆったり座れる広さの空間を指すことが多いようです。

「静かな場所で本を読みたい」と感じているパパやママ、一人部屋にはまだ早い幼いお子さん、家族と少し距離を取りたいけれど完全に離れたくはない思春期のお子さんなど、性別や年齢を問わず楽しめる空間、それがヌックです。

在宅ワークなどでお家にいる時間が増えた今、静かな場所で一人時間を内閣府の調査によると、新型コロナウイルス感染症の影響でほぼテレワークで、在宅時間が大幅に増えていることがわかりました。

子どもたちも外出自粛などの影響で在宅する時間が増えています。

これまで朝と夜の数時間程度しか顔を合わさなかった家族が、一日中一緒にいることになったという家庭も多いのはずです。

大切な家族との時間が増えるのは嬉しい反面、ときには一人の時間がほしくなることもありますよね。

そんなときに活躍するのがヌックです。

家族とほどよい距離感を保ちながら、狭くて落ち着く場所でおこもりタイムを楽しめます。

家族の生活音が聞こえるけれど、すべては目に入らない空間は、疲れがちな心を癒やしてくれるでしょう。

ヌックにおすすめのスペース

ヌックは大きな面積の確保が難しい日本の住宅との親和性は抜群です。

ヌックの広さは2畳から3畳であることが多いですが、1畳程度のスペースであっても工夫次第で楽しむことができます。

ヌックにおすすめのスペースは次の通りです。

階段下

階段下を有効活用して自由な使い方ができるスペースに (^▽^)/

新築やリノベーションを検討している場合、ヌックにおすすめなのはリビングなどの広い空間で、家族みんなが集まる場所に面したスペースです。

たとえば、リビング階段を採用している家の場合、階段下をヌックにすることでデッドスペースを活用でき、リビングにいながらヌックにこもって一人の時間を楽しむことができます。

日中はお子さんたちの秘密基地に、夜はパパママのリラックスタイムにと、一日中活躍しますね。

ヌックの中だけ畳を敷いて和の空間にしたり、趣味を前面に出したインテリアにしたりと、居室とはまったく異なる楽しみ方も可能です。

リビング階段以外の階段下にヌックを作る場合は空調に注意しましょう。

冷暖房設備を設置できないと、夏と冬は特に居心地が悪い空間になってしまいます。

ともすれば物置になってしまうリスクがあるので注意が必要です。

通風や明るさに配慮し、壁で囲いすぎないようにしましょう。

押し入れやクローゼットなどの収納

新築やリノベ住宅でなくても、押し入れやクローゼットなどの収納を活用すればヌックはつくれます。

特に居室に付属している収納であれば、冷暖房を気にする必要もありません。

思い切って断捨離をして、収納スペースをヌック化できそうな場合には、ご検討してみて下さい。

広すぎず狭すぎない空間は、1人あるいは2人で充実した時間が過ごすのに最適です。

リビング脇に設けられた小上がりのヌックです。

 小上がりで窓の風景を楽しんだり寝転んだり 空間に立体感ができます。

2畳ほどの小さなスペースですが大人が寝転ぶことができる空間が確保されています。

まとめ

ヌックはおうちの時間が増えて、ちょっとだけ疲れてしまったときのゆっくりできるスペースとして活躍できる空間です(^^♪

 新築・リノベーション住宅でなくても、工夫次第で階段下や収納、空きスペースに導入できます。

とはいえ、スペースの有効活用は考えるのはなかなか難しいものです。

ちょっとしたリフォームであっても、ぜひ弊社に相談してみてください。

おうち時間をさらに楽しむべく、ヌックを取り入れてみてはいかがでしょうか? 

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