用途地域とは??

皆さまこんにちは☆

今回のお役立ち情報は、建築するにあたってその地域ごとに気をつけないといけない制限があります。

その中の「用途地域」についてご紹介したいと思います。

用途地域 →→ 土地利用の用途(建てられる建物)を制限するルールのこと。

用途地域によって、自由に建物を建てることができないのは、まちづくりを計画的に行い、皆が住みやすい環境整備と、効率的な公共投資を可能にするためです。

例えば

戸建て住宅が集まる住宅街に、巨大な商業ビルができたとします。

商業ビルのテナント施設で利便性は高まるかもしれませんが、ビルの陰になった住宅は日当たりが悪くなり、
これは日照権の侵害に該当するでしょう。

また、ある日突然、自宅の目の前に工場ができたらどうしますか?

工場が機械工場なら騒音が問題になり、工場が化学工場なら異臭が問題になるはずで、住環境が著しく劣化して、住みにくい地域になります。。

そのようなことが無いように住宅系7種、商業系2種、工業系3種の計12種類の用途地域が定められています。

※用途地域は、すべての土地に定められているわけではありません。
用途地域が定められている「市街化区域」と、定められる可能性のある「非線引き区域」ならびに「準都市計画区域」が対象です。

これはお住まいの市町村で定められており、インターネットからでも確認できるようになっています☆

こちらから見ることができますよ↓↓

用途地域マップ

また、用途地域の制限には建てられる建物の種類のほかに

  • 建ぺい率:敷地に対する建築面積
  • 容積率:敷地に対する延べ床面積
  • 高さ制限:絶対高さ制限、道路斜線、隣地斜線、北側斜線
  • 防火地域と準防火地域:耐火構造、防火構造
  • 日影制限:日陰になる部分の時間を考慮

このような制限もあり、それぞれの基準に適合した建物を建築するようになります!

あなたがお住まいの地域、またはこれから住みたいと思っている場所はどんな地域なのでしょうか??

調べてみるのも楽しいかもしれません(^^)

最後までご覧頂き、ありがとうございました☆

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