上棟式を行いました♪

先日、S様邸の上棟式を執り行いました!

当日は天候にも恵まれ、大工さんや関係者の皆さまとともに、無事に棟が上がることをお祝いしました。
上棟式は、建物の無事な完成と、これから住まわれるご家族の安全・繁栄を願う大切な儀式です。

家づくりの進行における大切な節目である「上棟式(じょうとうしき)」を心を込めて行いました。
上棟式とは【家の骨組みが完成したことを祝う儀式】で、ご家族や職人などの関係者が集まり、工事の安全と無事な完成を祈願します。

今回は、当社の上棟式の流れについてご紹介いたします。


1. 挨拶

上棟式の始まりに、家主や施工主が参加者に感謝の言葉を述べます。
これまでの工事に関わってくれた職人や棟梁、参加者への感謝の気持ちを伝える大切な時間です。
また、式を和やかに進行するためにも、明るいトーンで話すことがポイントです。
感謝の気持ちが伝わるように、温かい言葉で式をスタートさせましょう。


2. 祝詞奏上(のりとそうじょう)

神主や棟梁が、建物の無事な完成と住む人々の繁栄を祈願して祝詞を読み上げます。
この神聖な時間には、参加者全員が静かに見守ります。
祝詞奏上では、家を守る土地の神様や自然への感謝の気持ちも込められており、伝統を重んじる大切な儀式です。
地域によっては、工程を簡略化することもありますが、ここでは式の中心となる重要な瞬間です。

3. 四方固めの儀(しほうがためのぎ)

建物の四隅にお酒や塩、米をまいて清める儀式になります。
この儀式は、土地や建物を守る神様に感謝し、これからの工事の安全を祈る大切な時間です。
また、家の四隅を清めることで、災いを遠ざける意味も込められています。
清めの際には、神主や棟梁が中心となり、家主が参加することもあります。

4. 直会(なおらい)

儀式の終了後、祭壇に供えたお酒を施主様、工事関係者の皆で工事の無事を祝い、皆でいただきます。
棟梁や職人さんたちと直接の会話を通じて、感謝の気持ちを伝える貴重な機会となります。

5. 手締め

全員で手締めを行い、上棟式を締めくくります。
「一本締め」や「三本締め」など、形式は地域や慣習によって異なりますが、式全体の区切りをつけ、参加者全員で一体感を共有する重要な儀式です。

6. もち投げ(5箇所投げ)

最後に、建物の高い場所からお餅やお菓子、小銭を投げて、集まった人々と幸運を分け合います。
もち投げは地域の人々との交流を深める楽しいイベントで、特に子どもたちが喜びます。
投げる場所は建物の5箇所が一般的で、どの場所でも賑やかに盛り上がります。
準備したお餅やお菓子は、事前に袋詰めしておくとスムーズに進行できます。

これらの流れを通じて、上棟式は家づくりの大切な節目として、家族や地域の絆を深め、今後の工事の安全と完成を祈願する重要な一日となります。

終わりに

上棟式は、家作りの節目を祝う特別な行事です。
参加する皆さんが楽しく過ごせるよう、準備と安全管理をしっかりと行いましょう。
また、地域の伝統や習慣を尊重しながら行うことで、より思い出深い式となります。

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