インターネットやチラシで魅力的なエリアの土地を探していると、条件が良いのに少し安い「古家付き(ふるやつき)」という物件を見かけることがありますよね。
「場所は最高だけど、この古い家を壊すのに一体いくらかかるの?」 「解体費用が高すぎて、結局予算オーバーになるんじゃ…」
そんな不安を抱えている方のために、まずは結論(ズバリ費用相場)からお伝えします!
こんにちは!福山市でデザイン性と暮らしやすさにこだわった注文住宅を手がけている、スリーピースホームです。 今回は、土地探しの大きな分かれ道になる「古家付き土地の解体費用」について、木造と鉄骨造の違いや、予算オーバーを防ぐための注意点をプロの目線で分かりやすく解説していきます。
1. 【結論】古家付き土地の解体費用相場(坪単価)
解体費用は、建物の「構造(何でできているか)」と「広さ(坪数)」によって大きく変わります。福山市周辺の一般的な相場(坪単価)と、よくある「30坪の家」を解体した場合のトータル費用の目安は以下の通りです。
■ 木造住宅の解体費用相場
- 坪単価の目安: 約4万円 〜 6万円
- 【計算例】30坪の木造住宅を壊す場合: 約120万円 〜 180万円
■ 鉄骨造(軽量鉄骨・重量鉄骨)の解体費用相場
- 坪単価の目安: 約6万円 〜 8万円
- 【計算例】30坪の鉄骨造住宅を壊す場合: 約180万円 〜 240万円
【結論のまとめ】 古家付きの土地を買って更地(何もない状態)にするためには、「木造なら約150万円前後」「鉄骨造なら約200万円前後」という、100万円単位のまとまった解体費用が土地代とは別にかかる、ということをまずはしっかりと覚えておいてください。
2. なぜ「木造」と「鉄骨造」でこんなに金額が違うの?
木造と鉄骨造で、数十万円から100万円近くも解体費用に差が出るのには、明確な理由があります。
木造が比較的「安い」理由
日本の古い戸建て住宅の多くは木造です。木造は建物の構造が比較的シンプルで、重機(ショベルカーなど)を使えばスムーズに解体を進めることができます。 また、解体して出たゴミ(廃材)の多くが「木くず」となるため、鉄やコンクリートなどに比べて処分費用(リサイクル費用)が安く抑えやすいというメリットがあります。
鉄骨造が「高い」理由
大手ハウスメーカーの家などに多い鉄骨造(軽量鉄骨・重量鉄骨)は、地震に耐えるために非常に頑丈に作られています。そのため、木造と同じようには簡単に壊せません。 鉄の柱や梁(はり)を切断するためのアタッチメントを付けた特殊な大型重機が必要になり、解体にかかる「日数」も長くかかります。日数が増えれば、その分だけ職人さんの人件費や重機のレンタル代が上乗せされるため、トータルの解体費用が高額になってしまうのです。
3. 要注意!相場より解体費用が「高くなる」4つの落とし穴

最初にお伝えした相場は、あくまで「重機がスムーズに入って、普通の家を壊す場合」の基本料金です。 実は、解体工事には「現地を見てみないと分からない追加費用」の落とし穴がたくさん潜んでいます。以下の4つの条件に当てはまる場合は、相場よりも費用が跳ね上がる可能性があるので要注意です。
① 道路が狭くて「手壊し」になる場合 家の前の道路が狭く、解体用の重機やゴミを運ぶトラックが敷地に入れない場合、職人さんが「手作業」で家を解体(手壊し)し、ゴミを遠くまで手で運ばなければなりません。この場合、人件費が大幅にかさみ、費用が1.5倍〜2倍近くになることもあります。
② アスベスト(石綿)が使われている場合 2006年以前に建てられた古い家の場合、屋根材や外壁材に有害な「アスベスト」が含まれている可能性があります。アスベストが含まれていると、周囲に飛散しないように特殊なシートで覆い、専門の作業員が慎重に除去・処分しなければならないため、数十万円の追加費用が発生します。
③ 家の中に家具やゴミ(残置物)が残っている場合 前の住人が使っていたタンスやソファ、食器などの生活用品がそのまま残っている状態(残置物)で解体を依頼すると、それらは「産業廃棄物」として扱われ、普通の家庭ゴミの何倍もの処分費用がかかってしまいます。解体費用を抑えるためには、売主側に「引き渡し前に家の中を空っぽにしてもらう」という条件で交渉することが鉄則です。
④ 地中から「埋設物」が出てきた場合 家を壊して地面を掘り起こした時に、昔の浄化槽や、古いコンクリートの塊、大きな岩などが地中から出てくることがあります(地中埋設物)。これらを取り除かないと新しい家の基礎が作れないため、撤去と処分のための追加費用が後から発生するケースがあります。
4. 解体費用がかかっても「古家付き」を狙うメリットとは?

「解体費用がそんなにかかるなら、最初から更地(何もない土地)を探した方がいいのでは?」と思われるかもしれません。 しかし、古家付きの土地には、解体費用を払ってでもお釣りがくるほどの「隠れたメリット」がたくさんあります。
- ■ メリット1:好立地(駅チカなど)の土地が手に入りやすい
-
駅から近い場所や、人気の学区、スーパーの近くなど、生活に便利な「良い場所」は、すでに昔から人が住んでいて家が建っていることがほとんどです。あえて古家付きの土地まで視野を広げることで、希望のエリアで理想の土地に出会える確率がグッと上がります。
- ■ メリット2:上下水道やガスの「引き込み費用」が浮く
-
前回のコラムでもお話ししましたが、更地の場合は「水道管」を道路から引き込むために約50万円ほどの工事費がかかります。しかし古家付きの土地なら、すでに生活のための水道やガスが敷地内まで引き込まれているため、そのインフラ整備費用を丸々カットできる可能性が高いのです。
- ■ メリット3:土地の価格交渉がしやすい
-
古家付きの土地は、売主側も「古い家があるから売れにくいかも」と弱気になっていることがあります。そのため、「自分たちで解体費用を負担するから、その分土地の価格を150万円値引きしてほしい」といった価格交渉が成功しやすいという強みがあります。
5. 解体工事もワンストップ!スリーピースホームの強み
古家付きの土地を買う上で一番不安なのは、「解体にいくらかかるか分からないまま、土地の契約をしてしまうこと」ですよね。 あとから「重機が入らないからプラス100万円です」と言われても、もう後戻りはできません。
だからこそ、土地探しの段階で「解体費用も含めた総予算」を正確に見極めるプロの目が絶対に必要です。
私たちスリーピースホームは、福山市を中心に多角的に事業を展開するリノアークグループの一員です。 実は、私たちのグループ内には解体工事の専門部隊(解体専門.Reno)があります。そのため、「別の解体業者にわざわざ見積もりを依頼して何日も待つ」といったタイムロスや、無駄な中間マージン(仲介手数料)が発生しません。
気になる古家付きの土地を見つけたら、解体のプロがすぐに現地へ向かい、道路の幅や建物の構造をチェックして「リアルで正確な解体費用」をスピーディに算出いたします。 土地の購入、古い家の解体、そして新しい注文住宅の設計・施工まで。すべてをグループ内で連携し、ワンストップでスムーズにお任せいただけるのが、スリーピースホームの最大の強みです。
「解体が必要な土地だけど、ここに理想の家が建つか見てほしい!」 「トータルでいくらかかるのか、正確な資金計画を作ってほしい」
そんなご要望がありましたら、どうぞ安心してお気軽にスリーピースホームまでご相談ください。一見ハードルが高そうな古家付きの土地も、私たちがしっかりとサポートし、最高のお宝物件に変えてみせます!








