失敗しない建売住宅の見学のポイント!確認すべき6つのチェックポイント

さて、今回は、建売を購入しようと考えた時、見学時にチェックすべきポイントについてお伝えさせていただきます。

正直、住宅業界にいない方では、判断が難しい部分もありますが、最低限以下にお伝えするポイントは必ずチェックするようにしてください。

せっかく購入したお家が年々傾いてしまったり、保証が受けられなかったり、、、後からではどうすることもできないこともありますので、要チェックです!

建売住宅の見学時にチェックすべきポイント!

トイレや洗面台などの水回り

キッチンや洗面台などの水回り設備は、水を流したままの状態にしてみます。

通水していることを確認するとともに、下部の扉を開けて排水管から水漏れが起きていないかチェックします。

また、排水管の接続部から水漏れを起こしていることがあるため、床下の点検口の確認も必要です。

床下収納が設置されている場合は点検口を兼ねている場合が多く、はめ込まれた収納庫を取り外すと、床下を確認できます。

すべてのドアや窓の開閉時の建付け

ドアなどの建具や窓はすべて開閉をしてみて、スムーズに動くか確認します。

建具や窓が開閉しにくい場合は、単に建付けが悪いケースのほか、地盤に合った基礎になっていないケースなどで、地盤沈下によって建物が傾いている可能性が少なからずあります。

フローリングや家財の傷・汚れ

フローリングや壁紙は工事中に傷がついてしまうこともありますが、建売住宅の場合は多くの人が見学に訪れることで傷むこともあります。

引き渡しまでに傷や汚れの補修が行われるのか確認しましょう。

また、施工会社の管理状況によっては、浴室が資材の仮置き場として使用されていることがあります。

浴槽に傷がついていないかどうかも、チェックするべきポイントです。

基礎にひび割れがないか

基礎のひび割れの有無はチェックするべきポイントですが、ひび割れは必ずしも問題があるとは限りません。

幅0.3mm未満、深さ4mm未満のひび割れはヘアークラックと呼ばれ、主に乾燥収縮によって起こるため、問題のないひび割れであることが多いです。 ただし、複数のひび割れがある場合には、施工不良が疑われます。

問題となるのは新築の段階では少ないですが、幅0.3mm以上、深さ4mm以上の構造クラックです。

構造クラックは地盤に合った基礎となっていないケースなどで、地盤沈下によって起こります。

地盤沈下を放置すると、構造材にゆがみが生じて住宅が変形していくことが考えられます。

基礎のひび割れの見極めは難しいため、気になるひび割れがある場合には、建築家などの専門家に相談しましょう。

コンセントの位置や数

コンセントは家電を使いたい場所に設置されていないと、暮らしにくさを感じやすいです。

家電を置く場所を想定して、必要な位置に必要な数のコンセントがついているか確認しましょう。  

アフターサービス

先述したように品確法によって、新築住宅の売主や施工会社は構造耐力上主要な部分および雨水の浸入を防止する部分に関し、引き渡しから10年間の瑕疵担保責任を負っています。

これにより、当該箇所の施工に起因する欠陥は、無償で補修を行うことが義務付けられています。

構造耐力上主要な部分に該当するのは、基礎や土台、床版、柱、横架材、壁、斜材、屋根版、小屋組みの構造体です。

雨水の浸入を防止する部分は屋根と開口部、外壁が該当します。

ただし、瑕疵が見つかったときに、事業者が倒産して補修が受けられないという事態も考えられます。

そこで、住宅瑕疵担保履行法によって、売主などに保険への加入と保証金の供託のいずれかの措置をとることが義務付けられています。

こうした法律で義務付けられた保証のほかに、定期点検や独自の保証制度などのアフターサービスが提供されていることが多いため、見学の際に確認しましょう。  

建売住宅購入後、太陽光発電システムを屋根に設置すると、ネジ等で屋根に固定するため保証が受けられなくなりますのでその点も注意して下さい。

後悔しない建売住宅購入のまとめ

建売住宅を購入して後悔しないようにするためには、施工品質を重視するとともに、自分や家族のライフスタイルや嗜好に合った間取りやデザインの物件を選ぶことが大切です。
建売住宅の間取りや仕様は自由に選べませんが、完成後に見学する場合は暮らしをイメージしやすいというメリットがあります。
今回挙げたチェックポイントを踏まえて、しっかりとチェックしましょう。
スリーピースホームでも建売住宅を販売しておりますが、前記のチェックポイントを十分に配慮して建築しておりますので、是非1度ご見学にお越しいただけたらと思います。

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