新築に人気の掃き出し窓とは?サイズ・目隠し・防犯・断熱まで徹底解説

新築一戸建ての計画を立てていると、「掃き出し窓(はきだしまど)」という言葉を目にすることがあるかもしれません。でも、「そもそも掃き出し窓ってなに?」「どんなサイズがあるの?」「カーテン以外にも目隠しの方法ってある?」など、気になることも多いですよね。

この記事では、福山市で新築一戸建てを検討している方に向けて、掃き出し窓の基本的なことから、暮らしをもっと快適にするアイデア、防犯面での対策まで、やさしくわかりやすく解説していきます。

掃き出し窓とは?

掃き出し窓とは、床から天井近くまである大きな窓のことを指します。ベランダやお庭にそのまま出入りできるようになっている窓で、見た目はガラスの引き戸のような形をしています。

もともとは「室内を掃除するときに、ほこりやゴミを外へ“掃き出す”ために使われていた窓」だったことから、こう呼ばれるようになりました。今では、掃き出し窓は採光や風通しを良くするため、リビングなどに多く使われています。

掃き出し窓の主なサイズ

掃き出し窓にはいくつか定番のサイズがあります。ここでは、よく使われている代表的なサイズを紹介します。

● 幅165cm × 高さ180cm

もっとも一般的なサイズで、多くの住宅で見かけます。外との出入りもしやすく、カーテンの選択肢も豊富です。

● 幅200cm × 高さ200cm

ゆったりとした空間を演出したい方におすすめ。光もたっぷり入り、開放感がアップします。ウッドデッキやテラスに続く窓としても人気です。

● 幅250cm × 高さ220cm

より高級感を演出したい場合や、家全体に明るさを取り入れたいときに選ばれます。外の景色をしっかり楽しみたいという方にもぴったりです。

なお、窓のサイズは家の間取りや方角にあわせて柔軟に調整できます。迷ったら、建築士や工務店と相談しながら決めていくと安心です。

掃き出し窓のメリットと注意点

● メリット

  • 明るさが増す
     大きなガラス面からたっぷりと光が入るので、部屋全体が明るくなります。
  • 風通しが良くなる
     窓を大きく開けられるので、風が通りやすく、自然な換気が可能です。
  • 屋外との行き来がしやすい
     庭やベランダとの動線がスムーズで、洗濯物を干すときなどにも便利です。

● 注意点

  • 目隠しが必要になる
     外からも室内が見えやすくなるため、プライバシーを守る工夫が必要です。
  • 防犯対策が欠かせない
     大きな窓は空き巣にとっても狙いやすい場所。しっかり対策しておきたいですね。

カーテン以外の目隠しアイデア

「カーテンだけじゃなんとなく物足りない」「もっとおしゃれにしたい」という方へ、カーテン以外の目隠し方法をご紹介します。

● ブラインドやロールスクリーン

見た目もスッキリしていて、光の調整もできる優れもの。インテリアになじみやすく、スタイリッシュな印象になります。

● すりガラスやガラスフィルム

ガラス自体に目隠し効果を持たせる方法。自然光はしっかり入ってきますが、外からは見えにくくなるので安心です。

● グリーンカーテン(植物のカーテン)

夏場におすすめなのが、つる性の植物を窓の外に這わせる「グリーンカーテン」。目隠しになるだけでなく、日差しもやわらげてくれます。

● 外にウッドフェンスを設置

窓の外側に高さのあるフェンスを設けることで、外からの視線を遮ることができます。木のぬくもりで、外観もおしゃれに。

防犯対策も忘れずに!

掃き出し窓は外とつながっているため、防犯の面でも特に注意が必要です。以下のような対策を取り入れると安心です。

● 補助鍵をつける

サッシの部分に取り付けられるタイプの補助鍵を使えば、万が一ガラスを割られても簡単に開けられません。

● 防犯フィルムを貼る

ガラスに貼るだけで、割れにくくするフィルムがあります。空き巣が侵入をあきらめる時間を稼げるため、効果的です。

● 窓センサーを取り付ける

窓の開閉を感知するセンサーを取り付けると、防犯ブザーが鳴る仕組みにすることも可能です。

● 防犯ガラスにする

2枚のガラスの間に特殊なフィルムを挟んだ「防犯ガラス」は、割れにくく、侵入に時間がかかるため、防犯性が高いです。

掃き出し窓を設置するときの注意点(結露・断熱対策)

掃き出し窓はとても便利で開放感もある反面、設置のしかたによっては結露や断熱性の問題が出てくることもあります。後悔しないために、以下のポイントも押さえておきましょう。

● 結露対策

掃き出し窓はガラスの面積が広く、冬場などに結露が発生しやすくなります。結露がひどいと、カビやダニの原因にもなるので注意が必要です。

対策としては、以下の方法があります:

  • 断熱性能の高い窓ガラス(ペアガラス・トリプルガラス)を選ぶ
  • サッシ(窓枠)をアルミではなく樹脂製や複合タイプにする
  • 窓周辺の換気を意識する(サーキュレーターや換気扇の設置)

● 断熱性の確保

大きな掃き出し窓は、家の中の熱が逃げやすい場所にもなります。特に冷暖房の効きに影響が出るので、断熱性を意識した窓選びが大切です。

断熱性を高めるためには:

  • Low-E複層ガラスを使用する
  • 外側にシャッターや雨戸を設置する
  • 厚手のカーテンや断熱スクリーンを併用する

こうした工夫をすることで、快適さと光の取り入れやすさを両立することができます。

掃き出し窓を上手に使って快適な暮らしを

掃き出し窓は、暮らしに光や風を取り込みながら、外とのつながりを感じさせてくれる大切な存在です。サイズや設置場所、防犯対策、目隠し方法などをしっかり考えることで、新築一戸建てでの生活がより安心で快適になります。

福山市で新築一戸建てを検討されている方は、ご家族のライフスタイルやお住まいの環境に合わせて、最適な掃き出し窓を選んでくださいね。

福山市で新築を検討中でしたら一度スリーピースホームへご相談ください。
皆様のご要望にお応えし、理想の住まいづくりを全力でサポートいたします。

スリーピースホームでは、お客様一人ひとりのライフスタイルやご希望に合わせたプランをご提案し、無理のない資金計画から設計・施工までトータルでお手伝いします。お気軽にご相談にご来場くださいませ。(事前予約制)

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