「新築した時のまま。。。土の庭をどうにかしたい…」
住宅の新築直後は何かとバタバタで、外構まで手が回らないという人も少なくありません。
でも、せっかくのマイホーム、庭はいい場所にしたいものですよね。
そんな庭を素敵な空間にしていきましょう!
土のままの庭は、見た目の悪さもさることながら、困り事も多くなります。放っておくと、どんなデメリットがあるのでしょうか。
土のままの庭のデメリット
①雑草
手つかずの庭にありがちなのが、雑草が伸び放題になってしまうこと。
草の種は、風に乗ってきたりして、どんどん庭に入り込みます。雑草は生命力が強く、成長や繁殖スピードも早いため、特に梅雨時期の成長スピードには驚きを隠せません。
草刈りや草むしりなど作業をしたくなければ、早めの対策が必要です。
また、雑草の種類によっては、強力な生命力で樹木のようになる場合もあるので注意が必要です。
②土で玄関が汚れてしまう
土がむき出しになったままの庭は、靴へ付着した土で、玄関を汚してしまいます。
家に出入りするたびに土汚れに悩まされる日々は、なるべく早く改善したいところです。
③大雨の日は土が流れ。水たまりの跡が残る
庭の土が道路や隣地に流出し、ご近所トラブルになることも。
庭の土が流れやすいと感じたら、とりあえず土留めだけでも置いておいた方がいいでしょう。
④土ぼこりが舞う
土の庭は、雨の日だけでなく晴れた日にもデメリットをもたらします。風が吹くと土ぼこりが舞いやすく、洗濯物や車に付着します。近隣の家に土ぼこりが舞えば、苦情やトラブルに発展する恐れもあります。
6つの対策
土の庭、どのように変えていけばいいでしょうか。6つの対策を紹介します。
①花壇や家庭菜園
花壇や家庭菜園をつくり、ガーデニングを楽しみましょう。
草花や樹木、野菜など、根を張るものを植えることで、雨や風による土の流出を防ぐこともできます。
樹木や植物を植えることで、家の目隠しにも繋がります。防犯上の観点からも花壇や家庭菜園はぜひおすすめしたい方法の一つです。
また、ガーデニングは、小さなスペースで行えます。日当たりの悪い場所でもよく育つ植物を選べば、庭をおしゃれに活用できます。
②砂利を敷く
庭に砂利を敷く方法です。広くない範囲なら、自分で砂利を調達して行えるため、費用も比較的抑えられます。
庭の土を覆うように砂利を敷けば、土ぼこりが舞ったり、雨の日に土で靴が汚れたりすることもありません。また、敷いた部分の水はけも良くなります。
砂利のメリットとしてもう一つ。それは防犯対策です。
砂利の上を歩くと、石がこすれる音が響くため、外部からの侵入者に気付くことができます。
③レンガを敷く
レンガを敷き詰める方法です。ヨーロピアンスタイルのおしゃれな洋風庭園になるでしょう。
レンガを自分で敷く際は丁寧な下地づくりが重要です。
④コンクリートを敷く
お手入れが楽チンな庭にしたいのなら、コンクリートがうってつけです。土汚れや土ぼこりなどの問題も一気に解決できます。砂利やレンガなどに比べて費用は高くなるため、あらかじめ調べておきましょう。
⑤芝を植える
芝生は、特に人気が高い存在です。
庭全体に鮮やかな緑色を加え、庭木や花壇などの植物とも相性がぴったりです。
地面を覆うように生えるため、土ぼこりや泥はねといったトラブルも避けられます。
天然の芝は費用が安くて済む反面、水やりや施肥、草刈りなどの手入れの手間がかかるというデメリットもあります。
⑥グランドカバーを植える
グランドカバーとは、タイムやツルニチニチソウなど、地面を覆うような植物を指します。
また、隙間なく生えるため土が露出せず、土留めとしての効果も期待できます。びっしりと地面を覆うグランドカバーは、雑草が入り込む隙を与えないため、雑草対策としても有効です。